寒くなってくると、首を竦めて前傾姿勢になりがちです。そうすると、肩や首が縮こまり肋骨や肩甲骨の内側に付着している筋肉までもが同じようになってしまい呼吸が浅くなります。結果として、酸素を取り入れる機能が弱まり血流の悪化から冷えやむくみが起きます。呼吸筋にも目を向けた肩こり改善のストレッチを下記に紹介させて頂きます。
始めに、両手を真っすぐ伸ばして手の平を合わせます。そこから、どちらかの手を下に潜らせて甲と甲が半分ほど付くように交差させます。形が整いましたら、ゆっくりと円を描くように動かしてください。(大きさは動かしやすい幅で大丈夫です。)
体の状態は、起立や座位であれば姿勢を正します。仰向けであれば両膝を立てます。
動かす時は出来るだけ下側の手で支えるようにしましょう。同じ方向に何回か動かしたら方向を変えましょう。そして、手を変えて同じようにしましょう。
次に、両手で肩を抱くように交差させます。内側にある手は無理のない範囲で鎖骨や肩の前が触れる形にします。外側にある手は肩の後ろまで触れる形にします。整いましたら目線をずらさずに両肩を捻ります。何回か動かしたら方向を変えましょう。そして、手を変えて同じようにしましょう。
まとめ
今回ご紹介させて頂きましたストレッチは同じ姿勢が多い方にお勧めです。また、ダイナミックに行えば運動前の動的ストレッチとしても役立ちます。
寒さで体が縮こまる季節になりましたが、疲労を溜めずに快活にお過ごしください。